性欲はあっても勃起しない|勃起不全・EDって?
ED(勃起不全)とは勃起に関する機能不全の症状のことを言います。
勃起不全は、男性の性機能障害の一つであり、大きく分けて4つの症状があります。
EDは症状によって原因も異なってきますが、アルコールの飲みすぎや喫煙など生活習慣が原因で発生することもあるので注意しましょう。
EDになると性的な刺激を受けても陰茎が反応しなくなる、あるいは反応しにくくなるといった症状が出ることが多いです。
成人男性の約半数はEDを経験したことがあると言われています。
疲れやストレスで一時的に精力が低下するというのは良くあることですし、それ自体がEDというわけではありません。
常に陰茎が反応しない場合や持続しない状態が続き、それがコンプレックスになるとEDと呼ばれます。
ちなみに、EDは中高年だけに起こる性機能障害ではなく、近年では若い人でもEDに悩むことが増えてきています。
性欲があってムラムラするのに勃起しないと感じたり、しにくくなったと感じている男性もいます。
加齢によるEDは男性ホルモンの分泌量の低下や血流の流れが悪くなるなどといった原因が挙げられます。
50代以降の男性の場合、過去の病気や器官の機能不全によって発症することが多いです。
なぜペニスが勃起しなくなるのか?
ED(勃起不全) には4つの分類があり、種類によって最適な治療法もそれぞれ変わってきます。
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今から、ひとつずつ勃起障害について説明します。
心因性勃起障害
心因性勃起障害というのは身体的な機能に異常はなく、精神的な問題によって引き起こされる症状のことを言います。
若い男性は性行為に対する自信のなさや不安などによって発症することが多く、中高年層はストレスが原因になりやすいということです。
ちなみに、勃起というのは興奮状態よりもリラックス状態の方が起こりやすいとされています。
現代社会にはさまざまな刺激がありますし、常に興奮状態で過ごしている人は心因性勃起障害になってしまうことがあります。
特にパソコンやスマートフォン、テレビなどを長時間見続けている人は注意しましょう。
電子機器を長く使っていると脳が興奮状態になりますし、寝つきが悪くなってしまいます。
結果として交感神経が活性化してしまいますし、勃起機能にも悪影響を及ぼすということです。
自律神経の乱れは精神状態を不安定にしてしまうのですが、これがEDに繋がることもあるため、できるだけリラックスして過ごすことが大切です。
EDで悩んでいる人のほとんどは心因性勃起障害に分類されます。
器質性勃起障害
器質性勃起障害は直接的な神経の損傷や組織の異常、生活習慣病などが原因で引き起こされるEDです。
勃起というのは海綿体の動脈に血流が流れ込み、膨張することで起こるものです。
そのため血管に負担をかける病気の場合、器質性勃起障害を起こしやすくなるということです。
混合性勃起障害
混合性勃起障害はさまざまな原因が絡み合って発生するEDです。
どれが本当の原因なのか分からない場合はもちろん、原因がたくさん考えられる場合も混合性勃起障害となります。
治療には時間がかかってしまうこともあります。
薬剤性勃起障害
薬剤性勃起障害は薬の副作用で発生するEDです。
ちなみに、勃起不全に影響を与える薬は精神的な病気の際に処方されるものも多いです。
本当の原因が薬ではなく、精神的な問題だったということも多いですし、薬の服用を中止しても改善されないことがあるのです。
勃起しないペニスを改善する方法
なかなか勃起しないペニスを改善したいという人も多いでしょう。
EDに最も効果的とされるのはED治療薬(勃起薬)を使うという方法です。
もちろんED治療薬を使えばどんな症状も治るというわけではありませんが、60~75%の人に効果が得られたという報告があります。
ED治療薬を利用する場合、性行為の1時間くらい前に服用することがポイントです。
服用することでペニスへの血流がアップしますし、硬く勃起を維持できるようになるのです。
ED治療薬(勃起薬)は一時的な効果のある媚薬や精力剤とは異なるものです。あくまでEDを改善するためのものであり、飲むだけですぐに勃起するものではないことを知っておきましょう。
EDなどの性機能障害で通院することに抵抗があるという男性も多いです。最近ではED治療を専門とする医療機関なども増えており、少しずつ治療を受けやすい環境になってきたと言われています。
それでも不安な場合は医療機関でどのような治療が行われるのかを知っておくと良いでしょう。医療機関によって多少の違いはありますが、まずはカウンセリングが行われることになります。
カウンセリングでは病気や怪我、ストレス、喫煙、飲酒の有無などについて聞かれることになるため、きちんと答えられるようにしておきましょう。
カウンセリングの後は薬を処方できるか判断するため、検査が行われることになります。
ペニスを見せる必要はないですし、気軽に調べてもらうことができます。
検査で心因性だと分かった場合、薬の処方だけでなくカウンセリングが行われることもあります。
薬剤性の場合は薬の服用を一時的に中止し、副作用によって発生する症状を観察するということです。
器質性や混合性でもそれぞれに合わせた治療が提案されます。EDは男性だけの問題ではなく、パートナーである女性にも大きなストレスがかかってしまいます。
そのため治療の際にはパートナーにも協力してもらいましょう。
精力剤を使うことでペニスはもちろん身体的にも改善
パートナーがいる男性にとってEDは恥ずかしいものですし、他人にはなかなか相談できないかもしれません。
しっかり勃起できないと性行為に支障をきたす場合もあります。
また、パートナーと仲良くすることができなくなり、ストレスが溜まってしまう原因となります。
治療のために医療機関に行けないという場合、精力剤を使ってみると良いでしょう。
精力剤なら薬局やドラッグストアなどで手軽に購入することができます。
※このサイトでは精力剤の代わりに、同じシトルリンとアルギニンが配合された、ペニス増大サプリを使っています。
自宅で人に知られることなくED治療ができますし、医療機関に通う手間もかかりません。
しかし、どんな精力剤でも良いというわけではなく、勃起機能の改善に効果的な商品を選んでいく必要があります。
ED対策で最も重要なのはシトルリンであり、この成分にはペニスの血流を増大させるという効果があるのです。
ペニスを構成する海綿体細胞は血液の量によって大きさを変えことが特徴であり、勢いよく血液が流れ込むことでしっかり勃起するということです。
EDになる人はペニスの血流が悪いことが多く、シトルリンによって血流を改善することが重要なのです。
精力剤を選ぶ時はシトルリンだけでなく、アルギニンという成分もポイントとなります。
アルギニンには男性ホルモンの分泌を促すという効果があります。
アルギニンだけでペニスが勃起するというわけではありませんが、勃起を引き起こす男性ホルモンを増やすことで力強い勃起を促してくれるということです。
シトルリンやアルギニンが配合されていても、量が少なすぎると効果を実感できないことがあります。
シトルリンやアルギニンといった成分は精製に技術が必要ですし、原材料は高価なので大量に使うことは難しいとされています。
しかし、安い成分にはほとんど効果がないこともありますし、ED改善を目的とした精力剤を選ぶ場合、成分の種類が少ないものを選ぶようにしましょう。
精力剤は薬ではありませんし、副作用のリスクなどはほとんどありません。
しかし、海外製の精力剤は偽物が多いですし、品質にも問題があるかもしれません。
安心して摂取するなら国産の精力剤がおすすめです。